福祉機器開発最前線
- 会場
- 西1ホール
- 日時
- 10月8日(水)~10日(金)
- 参加無料
- 実演あり
- 体験あり

最先端の研究や機器・製品、技術を展示します!
クリエイティブな未来を拓く、技術やアイデアがぎゅっと詰まったブースです。
9社11製品のによる最新技術・製品・プロジェクトを展示。ぜひ福祉機器の未来と進化をご体感ください!
(株)イル
みまもり イル!
GPSを内蔵したインソールで高齢者の徘徊検知・捜索を効率化
靴に入れるだけで高齢者の位置情報と歩行状況を24時間見守るスマートインソール「みまもりイル!」。本製品はGPSと加速度センサーを内蔵しており、徘徊や転倒を即時に検知して介護者へ通知します。
従来の高齢者向け見守りGPSデバイスは、「いざという時に携行されにくい」という課題がありました。「みまもりイル!」はインソール型かつ薄型設計のため使用者がデバイスを意識しにくく、認知症の中核症状による持ち忘れや装着への抵抗感を軽減します。
これにより、認知症による徘徊事故の発生率を低減し、高齢者が安心して外出できる社会の実現を目指します。


キリンホールディングス(株)
展示製品公開準備中
glafit(株)
四輪型特定小型原動機付自転車 / 電動サイクルNFR-01 Lite
電動モビリティの開発・製造・販売を手がける和歌山のモビリティベンチャー
2023年に道路交通法の改正によって新設された「特定小型原動機付自転車」は、16歳以上であれば免許不要で乗れる電動モビリティです。免許返納後の新たな移動手段として安定した4輪型での開発を進めていますが、車幅600㎜以下が必須となる特定原付は課題がありました。段差乗り越えや、スピードを出して旋回する際の遠心力への対処等、ロール安定性の確保が重要な課題となりますが、「姿勢制御技術」を取り入れこれらの課題を解決しています。
「姿勢制御技術」とは、車速やハンドル角等の情報に基づき、車体の傾斜角をアクチュエータを用いて制御することで、二輪車並の幅の狭い車両においても高い自立安定性を実現できる技術です。


TOPPANデジタル(株)
RemoPick
スマートグラスを用いた高画質な遠隔作業支援サービス
「RemoPick®」はスマートグラスやタブレットを用いて遠隔地をリアルタイムで繋ぎよりスムーズなコミュニケーションを可能とする遠隔作業支援ソリューションです。遠隔地の現場確認などの産業用途だけでなく、医療分野でも様々なシーンでご活用いただけます。例えば訪問看護の現場では、看護師が処置の判断を迷うシーン等において提携先の医師と接続し、患者の症状確認や診断をサポートすることに活用いただいております。解像度が高く臨場感あふれる映像とポインター指示により、スムーズなコミュニケーションを実現し、新たな価値を提供します。

Humonii
Feeling
より多くの人にハンズフリー移動を提供し、活力を引き出します!
Feelingは、慶應大初の研究開発グループであるHumonii(起業準備中)が開発中のハンズフリー半自動車いすです。「移動から両手を開放し、主体的な活動の幅を拡大する」ことを目標に開発しています。ベルトを介して体幹の動きを繊細に認識できるため、体幹をわずかに傾けるだけで、その方向へ移動することが可能です。また、安全機能が搭載されており、危険時には自動で衝突を回避するため、初めて利用する方も安心して利用することが可能です。ユースケースは、日常的な移動、リハビリテーション、ユニバーサルスポーツ、お仕事の支援(サービス、農業、建設)、エンタメ分野などを想定しています。


Vision Labs(株)/関西学院大学
眼球運動検査・トレーニングシステム
「視る」力の検査とトレーニングで、学びの苦手さの解消へ
視力ではなく眼球運動など「視る」力の障害や苦手さは、学習障害(LD)、発達性協調運動症(DCD)等、子どもの学びの障害や、苦手さにつながります。海外ではVision Therapyと呼ばれ、大学には学部があり、患者が通うクリニックがあり、視線計測技術が導入されたシステムもあります。しかし、縦書きで、漢字かな交じり文を読む日本では、眼球運動の特性が異なり、これらをそのまま日本に導入することはできません。関西学院大学での長年の視線インタラクション技術の研究から生まれた、新しい眼球運動検査・トレーニングシステム。学び、遊び、リラックスまで「視る」力の時代、子どもたちを地域でささえ、苦手さを発見・解消できる体制づくりを進めています。
PLIMES(株)
摂食嚥下管理パッケージ GOKURI®
誤嚥性肺炎のリスク管理、食べる機能の維持管理を支援します
摂食嚥下管理パッケージ GOKURI®は、嚥下機能が低下した方の食事介助や、「食べる力」を把握、食事選びを支援するサービスです。AIとクラウドを活用し、科学的な「食事・栄養管理」で、嚥下に関するトラブルの予防からリスク管理の業務を一元的にサポート。嚥下音をデータ化するネックバンドでの記録化、AIによる飲水テストの判定支援から食事能力の把握や食事選びの支援により、医科歯科介護連携を円滑に実現。さらに、データはクラウドで医療職や家族と共有でき、遠隔での見守りや相談にも対応。報告書自動生成機能で、介助記録やモニタリングを効率化し、現場の負担軽減と正確なケアの実施を後押しします。
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BOVLIFE(株)
メガネ型拡大読書器(仮称)Assistive Technology(AT)機能付きARウェアラブル
メガネ型拡大読書器。屋外/暗所(カラー)でも可能な支援機器
当製品は手元が見えづらい方が、両手を使わずに室内・外で快適に使えるメガネ型拡大読書器です。更に暗い所で見えづらい、視野や視覚に障害をお持ちの方にもお試しいただきたい視覚支援機器です。宮崎大学病院と共同開発し、臨床試験においても視野・視力の見え方に効果が認められました。夜間でも外出できるようになり就学や就労の可能性が広がると同時に、図書館、博物館、映画館、スポーツ観戦などでも楽しむことが期待できます。
