福祉施設における音環境を考える展示

人間の耳に聴こえない高い周波数の成分を豊富に含む音による脳の基幹的機能の活性化（ハイパーソニック・エフェクト）が、健康の増進、癒しやすらぎ、好感形成など、心身にとってポジティブな効果がもたらされることが科学的に証明されています。

一方、こうした心身の健康と密接な環境にある福祉施設においては、「科学的根拠を持った環境音の実装」という視点で、音環境への配慮は必ずしも十分とはいえない状況と考えます。

ハイパーソニックで満たされた環境（個室空間）を会期中常時展示します。

ハイパーソニックがそもそもどのような効果をもたらすのか、施設利用者や職員に対してどのような効果が期待できるのか…など、直接体験いただき、よりよい福祉施設音環境を考えるきっかけやヒントになれば幸いです。

協力　株式会社ハイパーソニック研究所